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TOPメッセージ

楽しく心地よい時間と空間を提案し、
安心・安全な食材へのこだわりと本物のおいしさを、
より広く発信してまいります。



代表取締役会長兼社長
金山 精三郎

株主の皆様におかれましては、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。2019年2月期の事業概況および当社の今後の取り組みについて、ご報告申し上げます。

2019年2月期の業績について

2019年2月期は、景気の緩やかな回復基調が続き、個人消費も緩やかに持ち直していましたが、消費者の外食に対する低価格志向やライフスタイルの変化、原材料価格や人材コストの上昇などの影響から、外食産業においては依然として、厳しい経営環境が続いています。このような状況下、当社グループは既存店の販売強化や店舗管理体制の見直しを推進してまいりました。
XEXグループでは、インバウンド需要の高まりや販売強化施策の実施によって、既存店の売上は概ね好調に推移し、収益性も大きく改善することができました。2001年1月のオープンより、多くのお客様にご愛顧を頂きました「XEX DAIKANYAMA」は、ビルの建て替えに伴い、誠に残念ではありましたが2018年7月をもって閉店いたしました。また、「The Kitchen Salvatore Cuomo NAGOYA」は大規模改装に伴い2018年9月より一時休業いたしました。当店舗は2019年3月に、Cafe & BAR エリアを新設し、さらに多くのオケージョンでご利用頂けるようメニューを拡充してリオープンしております。
カジュアルレストラングループにおいては、サービスと料理の品質向上に注力し、イタリアン業態の店舗拡大に伴って多様化しつつあったメニューを、本来あるべき「Salvatoreの味」と構成に立ち戻らせる取り組みを行ってまいりました。長らく下落傾向で推移していた既存店イートイン業態の売上と客数は、前年並みまで回復基調となり、デリバリー業態も概ね堅調に推移いたしました。新業態の開発にも取り組み、2018年6月には「STEAK THE FIRST 高田馬場」を、同年7月には「庵 STEAK & SPICE」を出店いたしました。なお、同年12月には「炭火焼肉An」を閉店いたしました。また韓国では、同年12月にFC店「PIZZA SALVATORECUOMO スターフィールド慰禮」を出店しました。
両セグメントにおいて既存店の業績は概ね堅調に推移したものの、当連結会計年度におきましては、全社的な人件費の増加、店舗閉店および大規模改装店舗の一時休業の影響、新業態の開業コストを計上したこと等により、売上高は13,773百万円、営業損失は126百万円、経常利益は16百万円となりました。
また、減損損失414百万円、法人税等調整額158百万円の計上等により、親会社株主に帰属する当期純損失は666百万円となりました。今期の配当につきましては、当連結会計年度業績を勘案し、前年度に続き、株主の皆様には誠に申し訳なく存じますが、無配とさせていただきたく、何卒ご了承を賜りますようお願い申し上げます。早期黒字化と復配を目指し、全社一丸となって事業に取り組んでまいります。

2020年2月期の取り組み

前年度、当年度と2期連続の損失を計上したことを真摯に受け止め、2020年2月期の黒字化実現に向けて、「既存店の収益性向上」「全社的なコストの削減」「渋谷プロジェクトへの注力」を基本方針として収益力の回復に努めてまいります。「既存店の収益性向上」については、回復基調にある既存店の業績は予算必達を目指して販売強化を継続するとともに、不採算店舗の改善または撤退を進めてまいります。「全社的なコストの削減」として、業務効率化の推進・本社コストの大幅削減・購買ルートの見直し・原価管理の徹底等を行います。「渋谷プロジェクトへの注力」については「CÉ LA VI Tokyo」の確実な利益貢献のため、新規プロジェクトとして取り組んでまいります。
この方針のもとに一日も早い収益性改善を目指すなかでも、当社ならではの、料理とサービスの品質を追求し、ブランディングを維持・強化することは、他社との差別化において重要なポイントであると認識しております。2020年2月期にも、消費マインドの大きな改善は見込まれないと予想され、外食業界では厳しい経営環境が続くものと思われますが、こうした状況下においても、当社の基本となるレストランビジネスに対する想いを大切にし、謙虚な気持ちで、厳しい局面を乗り越えてまいります。人材獲得の競争が激化するなかで、営業時間の見直しや多様な人材の登用による労働時間の抑制を図り、当社グループの成長を担う人材の育成をすすめ、従業員がやりがいを持って働くことができる環境づくりにも取り組みます。
株主の皆様におかれましては、今後とも当社グループの戦略に一層のご理解をいただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。