2010 年1 月12 日(火)にハイチを襲った破壊的な地震の結果、残念なことに、略奪や暴力、混乱が起こり、なんとか生き残った人々の間に更に多くの死者が出てしまっています。悲しいのは、もっとも苦しんでいるのは罪のない子どもたちであるということです。多くの子どもたちが、行方不明のままであったり、一人ぼっちであったり、このような大惨事が自分たちの未来をどれほど痛めつけてしまうのかわからず混乱していたりします。負傷した子どもたち、孤児になってしまった子どもたち、死んでゆく子どもたち、そういった子どもたちの数限りない写真を見て、僕は周りの人たちに呼びかけて、こうした子どもたちの命と未来に希望を与えるために動かなくてはならないという思いに駆られました。
NGO、経済界、日本政府が連携して設立した人道支援のためのシステム「ジャパン・プラットフォーム」の支援をいただき、アジアの6 つの都市にあるレストランでチャリティーディナーを行います。
収益はジャパン・プラットフォームに寄付することで、被災地の子どもを含む被災者への支援に使われます。ハイチの子どもたちの心に希望を取り戻し、一人ぼっちではないのだと伝え、間もなく助けが来るのだと安心させるために、僕と僕のチームとともに行動していただけるよう、全てのお客様にお願いしたいと思います。皆様の誠意と、ご厚意と、そして世界を少しでも変えようという強い思いに、僕の全てのチームを代表してお礼を申し上げます。
ジャパン・プラットフォームについて
正式名称:特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
NGO、経済界、政府の対等なパートナーシップのもと、世界各地で起こる地震などの自然災害、紛争などにより発生する人道危機に対して迅速かつ効果的な支援をおこなう認定NPO法人。国内32のNGOが加盟しており、緊急期における救助犬を使った捜索活動から復興期における耐災害建築指導など、幅広い支援を実施することができる。ハイチ地震被災者支援にはこれまでに6団体が支援活動を行っている。